魅力的なCSRウェブはこう作る。基本ポイント再チェック!

【連載第3回】近年、CSRの領域におけるWEB活用型コミュニケーション(デジタルコミュニケーション)の重要度が高まっています。この連載では、CSR情報のWEBサイト制作におけるポイント、ソーシャルメディアの活用方法など、具体的な事例を紹介しながら、CSR担当者が取り組むべき様々な課題について分かりやすく解説します。 連載第3回の今回は、より多くの人に適切に情報発信を行うための「4つのポイント」の中から、「②サイトの内容と見直しと充実」「③ユーザーとのコミュニケーションの強化」「④外部メディアの積極的活用」についてご説明します。

こうしたCSR活動を専門的に発信するメディアと積極的に提携することで、効果的に情報を発信することができます。

もう一歩進めた施策

ウェブサイト広告の利用

さらに、もう一歩進めるための取り組みとして、ウェブサイト広告やネットプレスリリースなどの施策をとることもできます。

ウェブサイト広告は、年々進化しており、現在はターゲットや地域などを詳細に絞ってピンポイントで広告を表示することができます。また、一度、自社のCSR情報のウェブサイトに訪れたことのあるユーザーにのみ広告を表示させるテクノロジーなども普及しつつあります。
また、ウェブサイト広告は、これまでの広告に比べて、広告費の費用対効果が明確に把握できる(数値化できる)というメリットがあります。

●ネットプレスリリース

プレスリリースも活用することをおすすめします。
ここで、プレスリリースと広告の違いについて、理解しましょう。さきほどご紹介したウェブサイト広告などを含め、広告とは、一定のメディアのスペースを買い取り、そこで自社の商品やサービスを宣伝することを指します。それに対してプレスリリースとは、世の中に知らせたいことを、報道機関がニュースや記事の材料として使用してくれることを期待しつつ、公式情報として提示することです。

報道機関が「これは報道すべきだ」と判断したプレスリリースは、広告ではなく「記事」として掲載されるため、情報に客観性を伴います。そのため、受け手は、信頼性が高い情報としてその内容を受け取りやすくなるのです。

現在、多様なネットプレスリリースのまとめサイトがありますので、そこに自社のプレスリリースを投稿すること自体も広報活動となります。報道機関やジャーナリストの目にとまれば、多くのメディアに掲載され、拡散されます。広報部などと連携しながら、CSR活動のタイミングでリリースを出していくのがよいと思います。

●検索エンジンマーケティング

また、みなさんの会社でもすでに取り組まれていると思うのですが、検索エンジンマーケティングを行なうことも考えられます。
例えば「○○会社 CSR」と検索した時に自社のCSR情報のウェブサイトがしっかりと検索結果の上位に表示されるようにすることもできます。検索エンジンで自社のウェブサイトが上位に表示されれば、おのずとウェブサイトへのアクセスが増加します。そのような対策を実施することをSEO対策とも言います。

さきほどの外部CSR専門メディアとの連携がひと段落したタイミングで、それ以上に情報を伝えたいという場合にはこれらの方法も検討してはいかがでしょうか。

チェックリスト

ここまで述べてきたことをもう一度振り返りながら、自社の取り組みについてチェックしてみましょう。

1 自社のCSR関連ウェブサイトについて、アクセス解析で調べたいことは何か、整理してみましょう。また、すでにアクセス解析情報を得ている場合は、その情報で十分かどうか検討しましょう。

2  サイト更新頻度はどのくらいか、すぐに答えることはできますか?そして、その更新頻度はユーザーにとって最適かどうか、見直してみましょう。

3  サイトに掲載している動画や画像は、スマートフォンでも快適に閲覧できますか?

4  CSR部が主導となって、プレスリリースを発信したことはありますか?また、広報が発信しているプレスリリースに、目を通していますか?

(次回に続く)

CSRデジタルコミュニケーション入門

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本書は、企業におけるCSR担当者はもちろんの事、広報やIR、経営企画など、コーポレートコミュニケーションに携わる全てのビジネスパーソンに役立つ内容となっています。現代のCSRについて、どなたにも読みやすく、理解しやすく、そしてすぐに実践できる内容としてまとめられた一冊です。
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グーテンブック編集部 グーテンブック編集部