自分でできることはどれ?書籍制作の流れを知ろう【出版社をやってみて分かった「本と企画のつくり方」】

【第4回】この連載では、本Webサイト「biblion」も運営している出版社(株式会社masterpeaceと申します)でこれまで100冊ほどの書籍企画・編集・発行をお手伝いさせていただいた筆者(代表兼編集者をやっております)が、自社でお手伝いさせていただいた企画やプロジェクトの経験からお伝えできる範囲で「シンプルな本づくりのポイント」をお話させていただきます。

③④を終えた段階で、原稿を確認します。読み直すことで、最初は気づかなかった読みにくさや構成の悪さが気になることがあるので、書き直しに時間がかかることも多いです。

⑥組版

書籍を印刷できるデータの形に加工します。電子書籍も作る場合は、それぞれの閲覧デバイスに対応したデータを作成します。」
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⑦タイトル・書誌情報・価格設定などを決める

書誌情報や価格設定は最後でも問題ないですが、前もってタイトル案を考えておくとスムーズにタイトルを決めることができます。

⑧表紙デザイン

デザイナーさんに表紙のイメージや書籍情報を伝えて作成を依頼します。できあがったサンプルのデザインや色が書籍のイメージにあっているか、文字の大きさやフォントのバランスがおかしくないかを確認します。また、帯を作る場合は帯のデザインも用意します。

⑨校正・チェック・修正

原稿や書籍データをチェックします。必要に応じて、複数回やることが多いです。」

⑩書籍の完成

ここまででようやく書籍の中身が完成します。ただし、これで終わりではありません。印刷準備のための印刷会社さんとのやりとりや、販売店さんへの調整などにも時間がかかります。

⑪流通処理・(必要な場合は)印刷

書籍の印刷:プリンターからさくっと印刷されるわけではありません。印刷会社さんに印刷用のデータを入稿し、色味を含めて見本をチェック(校正)した後、ようやく印刷・製本できます。通常、入稿から2~3週間かかります。
流通:販売店さんに書籍の内容を伝えます。Web書店で電子書籍を販売する場合も、各ストアさんのルールにそって、販売用のデータやデータベースの登録を行います。紙の書籍を書店で販売する場合は、取次店さんを通すか、直接書店さんに納品します。

⑫書籍発売

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グーテンブック編集部 グーテンブック編集部