【ファイナンス】財務ノマドによる「経営に必要な会計講座」第20回:損益計算書の分析、時系列の分析と水平視点を用いて収益性をみる

事業がどれくらいの利益を出しているのか、会社の実力がどのくらいなのかを把握するには、売上高だけでは不十分です。 売上高を上げても利益が出なければ意味がありません。時系列に会社を見る垂直視点と、同業者と比較する水平視点を用いて会社の収益力を確認していきましょう。

Q:営業利益率はA社が高いことがわかりました。この利益率を上げるにはどうすればよいでしょうか?

A:売上高をあげたり、販売管理費を抑えたり、当然ながら営業利益率を上げるには多くの方法がありますが、例えば、売上総利益率(実務上は粗利益率、「あらり」と呼ぶことが多いです)をあげることでもこの営業利益率は上がります。

同じ売上高100の会社同士でも、売上総利益(粗利益率)が高ければ、よりしっかりとした営業利益が上げられます。
例えば以下の売上高が同じAとBの2社ですが、販売管理費が同じであっても、原価率が大きく異なるために営業利益率で差が出ています。
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売上総利益がしっかりと上がるよう、売上=販売単価と売上原価=仕入単価や製造コストに気をつけていくのも一つの手です。
(本連載は終了となります。)
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