答えられますか? 電力自由化に踏み切った本当の理由

【連載第3回】2016年4月からスタートした「電力自由化」。今さら人に聞けない「電力自由化とはなにか?」から、電力自由化によって拡大する8兆円市場の可能性、総合エネルギー企業出現の未来予測など、電力自由化を取り囲む周辺事情を、ステップを踏んで分かりやすく解説していきます。 連載第3回では、日本の電力自由化が遅れたのは問題だったのか? なぜ今、電力自由化に踏み切ったのか? その裏事情に迫ります。

ただそれでも、100社それぞれが各社料金プランを10個作ると、それだけで1000の料金プランが出てくることになるので、現在に比べて選択肢が非常に増えることになるはずです。
新規参入の電力会社の中には、一般家庭への販売は何かと手間やコストがかかるので「うちは一般小売はやりません。法人だけに限定してやります」というところや、「この地方のこういうコミュニティだけに限定して売ります」といったところが出てくるでしょう。全国規模で大々的に販売を行いますという会社は、現実的には限られてくるのではないでしょうか。

例えばトヨタ、出光、丸紅や、ソフトバンク、NTTドコモ、KDDIなどです。また楽天やLINE、ヤフーなどのIT系企業の参入も考えられます。販売網や顧客にアプローチする方法がないと難しいので、全国規模で展開する電力会社は、数十社程度になると思われます。

(次回に続く)

かんたん解説!! 1時間でわかる 電力自由化 入門

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2016年4月からスタートする「電力自由化」(電力小売完全自由化)について、図解を交えて分りやすく解説した入門書。日本の電力業界のこれまでの歩み、世界の電力自由化の現状、電力自由化への企業や家庭の対応策、電力自由化後のビジネスチャンスの広がりなどについて、短時間でスムーズに理解できる一冊です。
http://g10book.jp/book/info/release/denryoku1
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グーテンブック編集部 グーテンブック編集部