財務諸表をカンタンに読もう!流れる「ストーリー」を感覚で理解する方法【財務はおもしろい】

【第1回】多くの企業・経営者の経営コンサルティングから生み出された「数字を使わず経営を理解するカベヤ式財務のノウハウ」。数字を極力使わずに、さっと短時間で財務の全体像と重要ポイントを紹介します。数字が苦手な人にこそ知ってもらいたい、決算書の数字が読めなくても企業の置かれた状態が簡単に理解できる考え方をお伝えします。

では、ここからいよいよ〝ストーリーの読み方〟についてお話しします。具体的にどう〝ストーリーの流れ〟を読めばいいのか? をしっかりと理解してください。

最初に皆さんに質問です。全ての企業、全ての経営は3つの活動から成り立っています。この3つの活動以外は行っていない、と言ってもよいでしょう。では、その3つの活動とは何でしょうか?

1つ目の活動は、「お金を集めること」つまり「調達」です。全ての企業活動はここから始まります。新しく会社をつくる時はまず資本金を入れますが、これもお金を集めるという行為の一つです。

では、お金を集めたら皆さんは次に何をしますか? そう、集めたお金を「運用」するのです。ですから2つ目の活動が「運用」です。そして運用した結果として、「利益」が生まれます。ですから3つ目の活動は「利益を上げる」ことです。
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「調達→運用→利益」の順番でストーリーの流れを読め

図に書いてある矢印を見てください。経営の基本的活動には、調達→運用→利益、という流れがあり、利益を上げると、そのお金は元手として「調達」に回る。またそのお金を運用して再び利益を出す。この循環が経営の基本的な流れなのです。

そしてこの、「調達」「運用」「利益」というものが、財務諸表に流れている基本的かつ非常に重要なストーリーなのです。
「どうお金を調達していますか?」「どう運用していますか?」「どう利益を上げていますか?」これを読むのが財務諸表なのです。まずはそのことをしっかり理解してください。
(次回に続く)
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グーテンブック編集部 グーテンブック編集部