2020年東京オリパラ選手村を、スマート・シティーのショールームに!

【連載第10回】IoT/AIによる「障害者のソーシャル・インクルージョンの実現」を目的に設立された「スマート・インクルージョン研究会」代表の竹村和浩氏による連載第10回。今回は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた、スマート・インクルージョン研究会の具体的なビジョンについて語っていただきました。

今グローバルでは、日本人のいわば「平和ボケ」とも言える一見お人よしで、やられっぱなしにも見える特徴が、今後は社会の基盤を支える“安心と信頼の技術”として世界に広まっていくかもしれないのです。

いずれにせよここまで述べてきたことは、日本が2020年の東京オリパラの後にも経済成長の軌道に乗り、より豊かで安心・安全な国としてあり続けるためにも、さらには、この先4年で(4年では短か過ぎるかもしれないが)まったく新しい産業分野で日本がイニシアチブをとるためにも、必要な施策であると言えます。

こうした考えに基づく施策は、本来であれば東京都、あるいは国が主導して実践されるべきプロジェクトであると思いますが、どこに耳を傾けても、従来型の街づくり、従来型の都市開発の声しか聞こえてきません。
関係者の方にはぜひ、ここまで述べてきた私たちスマート・インクルージョン研究会の考えを取り入れていただき、各種施策を実行・実現していく度量を持っていただきたいと、切に願っています。

2020年の東京オリンピック・パラリンピック選手村を、日本のAI/IoT技術の集積による「スマート・シティー」「スマート・コミュニティー」のモデルルーム(showcase)として打ち出すことは、技術立国としての日本の世界でのプレゼンスと経済成長を手に入れる千載一遇のチャンスです。
そして私たちスマート・インクルージョン研究会は、そのチャンスを活かして、よりよい日本社会、真のインクルーシブ社会を形成するために活動していく所存です。

次回は、2020年の日本にとってもう一つの大切な課題である「インクルージョン」について考えます。
(次回へ続く)

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グーテンブック編集部 グーテンブック編集部