大前研一「レジには並ばせない!スーパーから天気予報・宅配ピザも変える位置情報活用」

【連載第5回】スマートフォン、SNSの普及に加え、測位技術の発展、さらにはドローンなどの新技術出現によって「位置情報ビジネス」が飛躍的に進化している。そう、世界は今「位置情報3.0」時代に突入しているのだ。 本連載では位置情報を活用したビジネスを取り囲む様々なテクノロジーの現状を大前研一氏が解説します。

同じようなサービスを、ドミノ・ピザも導入しています。以前からドミノ・ピザは電話番号を入力するだけで自動的にその場所へピザを届けるシステムを取り入れていましたが、現在はもう、その先です。

顧客がスマホなどのGPS機能を使って「今いる場所」を指定すれば、住所入力することなく、どこへでもピザを届けてくれるという時代です。
ですから、例えば公園でデートしているカップルのもとに「はい、お待たせしました」と焼きたてピザを届けることもできるのです。

このような“ロケーションは顧客のスマホ”という考えは、Uberなどのサービスに通じるものがあります。そのeコマースバージョンが楽天やドミノ・ピザ、ということでしょう。
どれだけ需要があるのかは分かりませんが、こうした位置情報を利用したサービスを磨いていくことで、新たな展開や可能性へと繋がることに期待したいと思います。
(次回に続く)

大前研一ビジネスジャーナル No.10(M&Aの成功条件/位置情報3.0時代のビジネスモデル)

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経営者だけが参加する大前研一主宰経営セミナーを書籍化。本連載の「位置情報ビジネス」に加えて「M&Aの成功条件」を大特集。経営者の視点で考えるビジネストピックを一気にキャッチアップ。

*収録トピック
■M&Aの成功条件
・M&Aで最も大事な最初の100日間
・即、経営に乗り出せないなら、決して買ってはいけない
・「絶対に真似をしてはいけない企業」が教えてくれること
・クロスボーダーM&Aが5%しか成功しない4つの理由
・英語のうまい社長には気をつけろ
・ディーラーズ・ハイは後悔のもと。引き返す勇気を持て


■位置情報3.0時代のビジネスモデル
・市場規模62兆円。 位置情報ビジネスの可能性
・位置情報とビッグデータを組み合わせて考える
・小型無人航空機「ドローン」の底力
・アマゾンの倉庫を縦横無尽に走るロボットKiva
・「白雪姫とは握手しない」までをモニターする
・位置情報のリスク「個人情報」「ロケハラ」「プライバシー」
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グーテンブック編集部 グーテンブック編集部